CC-Link Safety
CC-Linkの高速通信を活かした安全フィールドネットワーク。
CC-Link Safetyは、安全なシステム構築を実現するためのCC-Linkの安全フィールドネットワークです。CC-Linkと同様の高速通信を実現し、確実にシステムを動作させるためのRAS機能を装備。さらにCC-Linkとの互換性も高く、CC-Link専用ケーブルや従来のCC-Linkリモート局などの既存資産が活用可能です。
CC-Link Safetyシステム構築例(自動車溶接ラインの場合)
CC-Link Safety の特徴
安全情報も10 Mbpsの通信速度を実現しています。
CC-Linkと同じ高速通信により、応答性能の高い安全システムを構築できます。
確実に停止する安全ネットワークシステムを実現しています。
通信遅延や欠損などの通信異常を検出する安全通信機能を備え、機器の故障時でも確実にシステム停止します。
既存のネットワーク資産が継承可能です。
CC-Link専用通信ケーブルが使用可能。また警報ランプなどの接続用途に、既存CC-Linkリモート局を活用できます。
ネットワークの故障・異常情報を集中管理します。
安全マネージャ局に安全リモート局の故障や異常の内容が履歴として記録されます。トラブルシューティングの際に効果的に役立ちます。
安全ネットワークで両立! 生産ラインの「安全性の確保」と「省配線化」
安全ネットワークにおける「省配線化」とは
安全システムには故障による停止ミスは許されません。
そのため、安全センサや非常停止信号線は二重化配線となり、通常よりも多くの配線が必要となります。これらの課題解決のために、制御用フィールドネットワークと同様に省配線を実現できる安全フィールドネットワークの開発が求められていたのです。