無線
現場は変わる。「CC-Link IE TSN×無線」で次のステージへ
CC-Link IE TSNは、IP通信との親和性を高めることにより、製造システムにおいてさまざまなEthernet機器の活用を可能にしました。また、無線化に対するお客様のご要望の声が強くなっています。
CLPAでは、お客様のご要望にお応えするべく、「無線対応WG」を発足し、CC-Link IE TSNシステムにおける無線LANや5Gなどの無線技術の適用検討を推進しています。
CLPAでは、無線対応WGの活動成果に基づいて情報・監視用途の無線機器認証試験を2021年6月より開始しました。
我々は定期的にワーキンググループ(WG)を開催し、たくさんのパートナーメーカーと活動しています。
CC-Link IE TSNと無線を融合し、ユースケースに応じた無線環境の構築によるスマートワイヤレスファクトリーを実現します。
無線適用ガイドライン
本ガイドラインは、有線通信であるCC-Link IE TSNのネットワークに、初めて無線機器を導入するための入門書としてまとめています。本ガイドラインを、CC-Link IE TSNと無線機器が混在したネットワークの構築にぜひご活用ください。
[主な記載内容]
- CC-Link IE TSNの無線適用
- 無線通信の特徴
- 設置ガイドライン
※資料ダウンロードはCC-Link協会の会員以上が可能となります。
無線化による柔軟なラインの実現イメージ
- 配線レスで、より現場に近い場所で作業ができるため、メンテナンス効率が向上
- 制御通信を無線LANや5Gを使用し無線化することで、レイアウトフリー化を実現
用途に応じた、認証カテゴリ
CC-Link IE TSNにおける無線機器は、「情報・監視用途」と「制御用途」のカテゴリに分類して検討を行っています。 各カテゴリに当てはまる用途を種別と許容遅延時間の目安により分類し、無線機器選定におけるひとつの指針になるように分類しています。
これら無線機器を導入・活用することで、レイアウトフリーなスマート工場の構築を目指します。
- 情報・監視用途に分類される用途
- 装置の状態モニタ
- 製造データの収集
- 機器パラメータの読書き など
- 制御用途に分類される用途
- リモートI/O制御
- AGVやドローンの移動制御
- 緊急停止情報の通信 など