CC-Linkパートナー製品情報
CC-Link IE Field|周辺機器|配線用製品
アライドテレシス株式会社
CentreCOM IE200シリーズ AT-IE200-6GP
CentreCOM IE200シリーズは、DINレールに設置可能なDC電源対応のオールギガのインダストリアル・ギガビット・スイッチです。
保護等級IP30に対応し、最大で-40~70℃での動作温度に対応しているため、過酷な環境でも安心してご利用いただけます※1。
電源は2系統からの入力に対応することで冗長化を可能とし、ポート、LEDを前面に集約することで、DINレール取り付け後の作業性を確保するなど、産業用途に適した構造になっています。
PoE給電に対応したAT-IE200-6GPを用いることで、PoE受電対応のIPカメラや無線アクセスポイントに給電ができ、電源の敷設が不要になります。
また、Allied Telesis Management Framework(AMF)に対応し、CentreCOM IE200シリーズはAMFメンバーとして、多様化・複雑化するネットワークの設計・構築や運用・管理の簡素化/効率化を実現します。
※1 SFPモジュールなどの使用条件によって動作保証温度が異なります。詳細は仕様一覧をご参照ください。
特長
- ■AlliedWare Plus(AW+)
機能ごとのモジュールに分割されており、単一の障害が与える影響範囲を最小限に抑えることが可能です。これにより、旧来方式の製品と比べシステム全体の可用性が格段に高まります。
また、業界標準のコマンド体系に準拠し、他社製品からの移行においても、エンジニアの教育にかかる時間と経費を大幅に削減することができます。 - ■ネットワークインフラのユニファイド化
Allied Telesis Management Framework(AMF)は、ネットワーク上のスイッチやルーターを仮想的な1台の機器として統合管理し、管理運用の「一元化」、「簡素化」、「自律化」によって、管理・運用に関わるコストの削減を実現するネットワーク仮想化機能です。AMFは統合管理を行うAMFマスターと管理されるAMFメンバーからなり、次の5機能により、ネットワークの統合管理を行います。
・ 一元管理(セントライズドマネージメント)
AMFマスターから多数のAMFメンバーを一元管理します。
・ 自動構築(オートレジリエントコネクション)
AMFネットワークの自動構築およびAMFメンバーの自動認識を行います。
・ 自動復旧(スマートプロビジョニング)
AMFメンバー設置時の自動設定(ゼロタッチインストレーション)、AMFメンバー故障時における交換機器の自動復旧(オートリカバリー)、複数AMFメンバーに対するファームウェアの一括アップグレードや設定変更、一括バックアップを行います。
・ 非AMF装置対応(ワイドエリアバーチャルリンク)
非AMF装置の混在や広域商用回線を介したAMFネットワークの構築が可能です。さらに、広域商用回線を介して本機能を利用しているAMFメンバーの自動復旧にも対応します(ネイバーリカバリー)。
・ 分散マスター処理(AMFコントローラー)
AMFマスターの分散配置と統合管理により、大規模ネットワークに対応します。
ネットワークの仮想化は、データセンター向けスイッチなど導入コストが高い製品でのみ対応していることが多く、産業用ネットワークにおいては導入することが困難です。CentreCOM IE200シリーズはAMFメンバー装置に対応しており、ループガードや多彩な認証機能などエッジスイッチに求められる機能を備えながら、AMFマスター装置との組み合わせにより、ネットワークの仮想化および統合管理を産業用ネットワークにも提供します。 - ■ループガード
接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、設定した動作(ポートディセーブルなど)を自動実行するループガードに対応しています。 - ■EPSR
EPSR(RFC3619)は、レイヤー2レベルでの障害の検出と経路の切り替えをより高速に行います(最短50ミリ秒未満)。
本製品は、EPSRリング内にトランジットノードとして接続することができます。 - ■アラーム入出力端子を実装
リンクダウンや、ループ検知などを契機にアラーム信号を出力することで外部アラーム装置と連動して、本製品の状態変化を知らせることができます。また、LEDやログで通知することもできます。
入力端子を用いることで、外部センサーを介して周辺環境の状態変化も監視できます。 - ■対応温度 最大70℃ / ファンレス設計※1
最大で-40 ~ 70℃での動作温度に対応し、高負荷環境への設置が可能です。ファンレス設計で、粉塵の吸い込みなどによる障害への不安もありません。また、保護等級IP30にも対応しています。
※1 SFPモジュールなどの使用条件によって動作保証温度が異なります。詳細は仕様一覧をご参照ください。 - ■DC24V電源での使用に対応
産業用途では一般的なDC24V環境で動作することが可能です。 - ■冗長電源
2系統の電源入力に対応し、電源を冗長化することができます。
1系統の電源がダウンした場合でも、もう1系統の電源で継続稼働が可能なため、業務に支障を与えることなく、メンテナンスが可能です。 - ■PoE+(IEEE 802.3at)をサポート
AT-IE200-6GPは従来のPoE(IEEE 802.3af)に加え、大容量給電が可能なPoE+(IEEE 802.3at)に対応しています。装置全体として120Wまで給電可能なため、PoE+対応無線LANアクセスポイントやネットワークカメラなどの様々なPoE+受電機器が接続可能です。
さらにPoE給電を停止せず、機器の再起動を可能とするNon-stop PoEに対応するため、受電機器の可用性を飛躍的に向上します。 - ■ネットワーク管理
Telnet、PING、SNMP、トラップ送信を実装し、遠隔でのネットワーク管理を可能にします。SNMPはv1/v2c/v3に対応しています。また、Webブラウザーを利用した管理・保守が可能です。ファームウェアアップデート、設定ファイルアップデートもTFTP/Zmodem/HTTP経由で行えます。 - ■保守運用性の向上
USBオートブートをサポート。機器設定やファームウェアを保存したUSBメモリーから起動することで、PCレスで設定・ファームウェアバージョンアップ作業が可能になるため、機器交換時やメンテナンス時の作業負荷を軽減し、保守運用性の向上が図れます。 - ■UDLD(UniDirectional Link Detection)※2
UTP、もしくは光ケーブルの物理構成をモニターし、単一方向リンクの検出が可能なUDLDをサポート。
UDLDでは、対になっているどちらかのリンクが切断された場合、自動でシャットダウンし、単一方向リンクを回避します。
UDLDを用いることにより、物理層と連携した回線の正常性が検知できるため、ネットワークの信頼性を向上できます。
※2 別途フィーチャーライセンスが必要になります。 - ■アクティブファイバーモニタリング
光ファイバーの受信光レベルを常に監視し、設定したしきい値を下回ると自動的にポートのリンクダウンやSNMPトラップによる通知を実施することかできるため、光ファイバーケーブルの破損などの状況を迅速に把握することができます。
※3 本機能はDDM(Digital Diagnostic Monitoring)をサポートするSFP 光ファイバーポートでのみ有効
局種別または製品の種類 | |
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外形寸法 | 【AT-IE200-6GP】 95(W)× 125(D)× 150(H)mm |
質量 | 【AT-IE200-6GP】 1.5kg |
標準価格 |
お問い合わせ先
- [日本]
-
- 会社名 : アライドテレシス株式会社
電話番号 : 0120-860442 (祝祭日を除く月~金/9:00~17:30)
e-mail : info@allied-telesis.co.jp - 会社名 : アライドテレシス株式会社
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